かんむり座T
話題になっているかんむり座(T CrB)は、V等級で10.0等くらいです。眼視観測でも10.1等くらいの報告が続いています。『まだかなぁ、もうすぐかなぁ』と夜空を眺めています。流星や彗星と違って、変光星は、期待を裏切らず変化してくれますから楽しみです。予想外の展開なんていうのもままありますし、ワクワクです。
T CrBのほうが明るくも見えますが、画像はノーフィルタで、素子の分光特性が赤まで伸びているせいかもしれません。比較星の9.887もB-Vが1.092で少し赤いのですが。
明け方ときどき見るようにしています。12日明け方の光度測定のグラフは、まだ高度が低いときから撮影していたので、はじめの20分間は、電線にかかりばらばらの測定値です。
それ以後のデータは、0.06等以内におさまっていました。およそ10.0等です。
順番が入れ替わっていますが、2024年1月7日明け方の観測です(VSOLJ流にいうと6日28時、UTC19h頃)。
ばらけたデータのようですが、縦軸のひと目盛りは0.005等です。ばらつきも0.07等以内、上下2つずつ外れたデータを取り去ると0.035等以内、個々の測定誤差±0.004等と出ているので、観測報告します。10.0等くらいで、相変わらず少し明るめです。
縦軸は、比較星9.887等との等級差です。
1月16日明け方の観測です。データ整理が遅れていて、すみません。
10.03等前後です。1月6日 11日 16日 、どのグラフを見ても、15分くらいの周期で振幅0.035等ほど波打っているように見えてしまいます。カメラなどの不具合から変化しているのか、T CrBや比較星が変化しているのか、あとで周囲の星を調べてみます。
昨夜から今朝にかけてのかんむり座Tです。VSOLJ
の観測報告MLなど話題が多くなってきました。一晩中観測できますし、『誰が世界で一番に変化を見つけるか・・・』なんて話まで飛び出して、ちょっとワクワクしてしまいます。夕方から明け方まで、ずっと撮影し続けていればそんな楽しみにも参加できるのですが、まあ、そこまでのめり込まなくても・・・と、平静を装っています。
明け方には高度も上がるので観測精度も上がります。白色矮星が絡んでいるので、どんな動きをするか楽しみです。少し波打っている光度曲線です。変光幅が0.03等くらいですから、観測誤差かなぁ・・です。とりあえずこんなフッカリングが増光の前兆かもという高橋進先生の話もありましたから、ワクワクです。
私の機材では、これ以上を明るくなるとお手上げです。名寄の佐野さん(San)も明るくなったときの機材が準備できたようですし、私も機材の変更を考えなくては。
昨日は、1日みかん畑の消毒作業、夕方お風呂に入ってゆったりしていたら寝てしまいました。目が覚めたら2時をまわっていました。取りあえず観測開始、アラームを明け方にセットして、朝、データを取り出しました。
ばらついているようですが、0.04等以内のばらつきです。時間軸を伸ばすと15分くらいの波も見える気がするし、もっと長いゆったりした変動があるのかなぁ、それとも変化はほとんどないのかなぁ・・・と変化するのを前提に考えてしまいますが、比較星やまわりの星も合わせて測定しているので、それらを見てみるとだいたい0.04等くらいの測定のばらつきがあるので、誤差の範囲内なんだと思います。
透明度が今ひとつ良くなかったこと(眼視で天頂4等星くらい)、撮影するときのピントのぼかしがいつもよりややシャープだった?(シンチレーションが昨夜と違っていたのかなぁ)、前日の画像と少し違うような気がしました。
18日の夕方は透明度も比較的良かったのですが、明け方には薄雲が広がりました。午前3時くらいから透明度が落ち始めたので、T CrBの測光結果にも0.01~0.02等の減光があります。比較星のB-Vが1.092でやや赤いので影響が出たようです。1度下がった光度が少しずつ増光しているようです。
20日夕方から天気が回復、朝まで撮影、さすがに5時過ぎの画像は使えないので、あとで削除してから報告します。
AAVSOの予測は、2024.2月~9月だそうですね。2990光年も離れた星の増光予測なんて考えてみればおもしろいことです。2990年の間にざっと計算して37回もの光の増減がすでに発せられているんですね。過去にもたくさんの増光が見られたのに記録にないということは、みなさん指摘するように極大光度の時間がとても短いとか、それほど目立つ明るさにならないとかあるのかもしれないです。何はともあれ、楽しんで観測したいと思います。
昨夜に続き、T CrBをみました。昨日より天気は安定しているようで、明け方、雲が出ましたが、ほぼ快晴が続きました。ただ、透明は悪かったです。ごく薄く雲がかかっている感じです。
冷却CCDの筐体温度が32度と表示されました。受光素子は、15度に下げて観測しました。ノイズはたくさん出ます。ダークフレームで取り去ることはできますが、観測精度は落ちているだろうなぁと心配しつつ観測です。
冷水を循環させて無理やり下げることもできるのですが、ゆっくり温度を下げていったり、フィルターと受光素子周辺の湿度を下げたりして慎重にやらないといけないです。それでも水分が着いてしまったりして、がっかりすることがあります。
いいですね。明け方のかんむり座です。2等くらいになったら楽々写ります。この時期、夕方に観測して。また、明け方に観測する強者がいるんですよ。増光の知らせが入ったときの即応体制のために、朝夕のそういった訓練をしておくのが戦う観測者です。私は、もちろんしていません。
明け方にまわったT CrB 今のところ大きな変化はないようです。
国府津山 天体観測所(Mt.KOZU Astronomical Observatory)の周りの木が大きくなってきました。この時期、枝など伐採したいです。明け方のT CrBがようやく木に邪魔されず暗い時間帯から観測できるようになりました。
明け方、見やすい位置まで上がってきました。
T CrBの1番はじめの観測用の画像が測定からはじかれました。いつも、最初の画像は、撮影プログラムの関係で、わずかな時間、露出時間が延びます。それで、測光には使わないようにしていますが、はじかれることはないです。8日とのシンチレーションの違いを調べようとして撮影したM13の画像が紛れ込んでいました。国府津観測所で観測するようになってから、以前より測定値のばらつきが少なくなっているようです。標高の違いからか、たまたま 透明度や薄雲のためか、シンチレーションが落ち着いているせいか調べていました。
T CrBに今日も大きな変化はありませんでした。
かんむり座T 最近ようやく星図なしでも導入できるようになりました。『いまだに地図なしでうちに来れなかったのか』とT CrBに叱られそうです。
ところで、T CrBの比較星に使っているAAVSO AUID 000-BBW-796ですが、B-V=1.034 (0.035) K0 の赤色巨星です。AAVSO VSXによるとこの星 HD 143256 は、ORGタイプに属し振動する赤色巨星とのこと。詳しくは、VSXで調べられます。0.003等の振幅ということで、無視して比較星に使っています。
本当は使いたくないです。近くの10.167を使いたいですが、観測視野が狭いので視野の端と端で比較するようになり以前から使っていません。一度比較星を決めてしまうとなかなか変更できないのは、私だけでしょうか。測光画面上で比較星を変えてしまうのはワンクリックでOK、あとは撮影の時に比較星と変光星を視野の中心に対して対象にするだけなんですが、・・。
変光星もご近所に得体の知れない比較星があると迷惑しているのでしょう。
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